キョンブログ

マラソン、トレラン、ヨガ、主に走ることのブログでしたが、2022年秋に長女を出産。しばらくは育児ブログになりそう。日々のことを綴ります。

授乳事情②

授乳事情①のつづきです

 

4.産後1週間検診

初めて、授乳で赤ちゃんが飲めている母乳量を測定してもらいました。測定方法は授乳前後で赤ちゃんの体重を計るというシンプルなものです。

苦戦しつつ20分ほどかけて授乳をした結果、体重は5g増えていました。正直、衝撃でした。毎日あんなに頑張って授乳してのに殆ど飲めていないという事実を知りショックでした。

まだ生後1週間、赤ちゃんは吸うのも上手じゃないし、体力もないし、私も慣れていないし下手っぴいなのは当然、これからだからゆっくり焦らず進めればいいと、今なら思えますが、当時はその余裕もないのでただ凹みました。

というわけでこの検診でわかったことは、赤ちゃんは生まれてから7日間、気持ちばかりの母乳とミルク60ml/回、7-8回/日の授乳で過ごしていて、体重増加は30g/日ということ。母乳をあげるのに時間をかけすぎてミルクをあげる途中で疲れて眠そうにしてたけど、半分無理やりにでも飲ませててよかった…。体重はほぼ生まれた時の値まで増えており、数値だけでいえば基準値内のはずですが…。助産師さんから指導が入り「本来なら次は1か月検診だけど、心配だからもう1度来てもらいたい。」と言われ、責任とプレッシャーで泣きそうになったのを覚えています。

その他でいうと、このままでは母乳が出なくなってしまうから3時間おきに搾乳するよう指導がありました。

 

5.検診後

検診後、引き続き混合育児と3時間毎の搾乳を行いました。念のためと購入していたピジョンの電動搾乳機、ここにきて初めて開封!加えてタニタの1g単位で計れる体重計も購入しました。授乳に搾乳も加わり、この一連の作業をやってるだけで1日かなりの時間と労力を費やしました。搾乳で20分、授乳で30分で計算して7時間以上はかかってたかな。2週間くらい頑張れたけど、搾乳での母乳の量が増えないこと、赤ちゃんが飲める母乳量もほぼ横ばいで、搾乳のたびに、授乳のたびに凹んだりネガティブな気持ちになって自分へのストレスになっているのを感じて、3週目頃から「母乳、もういいかな。」と気持ちに変化が現れました。

 

6.混合から完ミへ

未練はありましたが辛さの方が大きかったので「もう母乳やめる。」となり、夫にもそれを宣言、その日は朝から搾乳も授乳もしませんでした。生後20日目頃だったと思います。完ミ宣言初日は、午後あたりからおっぱいが張って、母乳量少ないといえどさすがにお乳が垂れて洋服にしみ出てきて「全く吸ってもらわないとこうなるんだ。」と、少なからずともおっぱいが造られていることを実感したのを覚えています。

母乳辞める宣言をした矢先ですが、おっぱいが張ってつらかったのでひなちゃんに吸ってもらいました。すると当然ですが、胸の張りは収まり楽になりました。「ひなちゃん、ありがとう。おっぱい吸えてるんだね。飲めてるんだね。」と、わが子をとっても愛おしく思ったのを覚えています。たとえ5gだろうと、がんばっておっぱいを吸ってるということが、なんだかとっても嬉しくて、可愛かったです。

いつか友達に「母乳育児はほんの少しでも母乳をあげていたら、それは立派な母乳育児なんだって。私もひとり目は母乳に良いといわれること、茶を飲んだり、いろんなことしたけど、二人目は娘がお腹いっぱいになって満足できることと大切にしてミルク足したりしてたよ。」と言われたことを思い出しました。

その日から、「胸が張って辛かったら、1回/日でもひなちゃんに吸ってもらおう。その代わり、もう母乳育児は頑張らない。」となり、3日くらいそれを続けました。数日たつと胸の張りもなくなり、1か月検診前には完全ミルク育児になりました。

一時期はもどかしさや悲しさで悩みましたが、後悔なく完全ミルク育児に移行して現在に至ります。ただ、後悔がないという言葉とは矛盾するかもしれないけど、次の子どものときはもっと妊娠中から母乳育児に向けて頑張ってみたいなと思っています。